はじめに

皆さんはインターネットからの攻撃を防げているでしょうか。
セキュリティ対策にあまり詳しくない方でも何か例えを挙げると理解を深めることができると思います。
今回は「呪術廻戦」というマンガの一部をセキュリティの観点から見た際、どういった見方ができるのかをご紹介したいと思います。

マンガに例えるシリーズ（過去記事案内）：
　情報セキュリティから見る「鬼滅の刃」

領域と社内LAN

作中で登場する「領域展開」という必殺技はご存じでしょうか。この技は特定の人物しか使用できない最強の技と言われており、相手を自身の領域に閉じ込めるという技です。
しかし、この領域展開という技にもいくつか弱点があり、そのうちの一つが領域の外部にいる敵からの侵入は容易という欠点があります。侵入されたら攻撃されてしまうかもしれません。

私は上記の事から
　　領域　＝　社内LAN
　　外部　＝　インターネット
という風に結び付けて考えました。

セキュリティの観点から領域展開を言い換えると、社内LANに何も対策を施していないために容易にインターネットから不正アクセスされてしまい、情報資産が奪われたりPCがウイルスに感染してしまったりなどのネットワークの脆弱性を意味するのです。
対策の一つとして、「UTM（Unified Threat Management統合脅威管理）」というセキュリティ製品をゲートウェイに設置することが挙げられます。当ブログでも何度か登場していますが、UTMにより多層防御を実現できるため、ネットワーク攻撃や不正アクセスといったあらゆる脅威を防ぐことができます。また、セキュリティ関連の機器やソフトを個別に導入しようとすると、どうしてもコストが気になりますが、UTMは複数のセキュリティ機能を一元管理できるため、コスト削減にも繋がります。

弊社取り扱い製品について

弊社取り扱いのUTMの一例として、ウォッチガード社の「Firebox」を紹介しますが、弊社では導入後の各監視、柔軟な設定変更や障害対応、毎月のレポート送付で状況報告を行います。
また、

• 　各分野に強い企業のセキュリティ技術を組み合わせるベストオブブリードを採用（IPS：Trend Micro、 spamBlocker：Cyren 等）している
• 　安定のスループットを誇っている

という点からお薦めさせていただいております。

もちろん、お客様の環境や目的に応じた他社のUTM機器の提案も行っております。どのUTM製品をご採用いただいても、運用面についてはSOCサービスと組み合わせたより細やかな対応も可能となりますので、どうぞ、この機会にUTMの導入をご検討ください。

参考
　サービス案内ページ
　　UTM（Unified Threat Management統合脅威管理）サービス
　関連ブログ記事
　　セキュリティ製品の導入を検討する前に　～UTM編～
　　マンションで例えるセキュリティの必要性